事件簿:file NO.006

2009年10月20日

可愛い寝姿

寝ている子は罪のない顔をしているものだ。テロリストPといえども、それは同じである。

なんと、気持ち良さそうに寝ているではないか。しかし、待てよ。なにかおかしくはないか?体のバランスと言うか・・・。


寝顔

やはり

よく見ると、お尻が床からはみ出てはいないか?


お尻が・・

散歩だけではなく、寝るときも端っこを選ぶとは。
さすが「ふちっこ好き」。

空間

テロリストPの住む東屋は床面と庭に出る引き戸の間に段差と空間がある。ガラス戸が開いていて、網戸になっている時には、その空間が10センチほどある。

上から見てみよう。その10センチ分、Pのお尻ははみ出ているのがよく分かる。


大丈夫かな?

空間=溝=危険。大丈夫か?

ふちっこ好きの災い

まあ、いつもこんな具合に寝ているPである。いつか落ちるのではないかと危惧していたが、やはり落ちた。

その日は遅くまでシルビア捜査官が捜査資料作成のためMacに向かっていた。ドスっという音がして、捜査官が振り向くと、Pが隙間にはまっているではないか。寝返りをうった拍子に落ちたようだ。

網戸がしなうので、10センチの空間はふくらみ、Pの体にジャストフィット!寝ていたのだから無理もないが、自分がどうなったのか分からないといった表情のP。椛の湖での災難と同じように、シルビア捜査官に救い上げられるテロリストPであった。

ちなみに、自分の体とジャストフィットの空間から出るのは難しいのである。


・・・つづく

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