事件簿:file NO.0092009年11月3日 秋本番寒くなってきた、とくに朝晩は冷え込む。世間では新型インフルエンザが猛威を振るっている。 この日、とうとうシルビア捜査官は寒さに耐えきれなくなった。江森判事が灯油を買いに走り、ここFBI長戸支部にも石油ストーブが焚かれた。 異臭シルビア捜査官がキッチンで洗い物をしているとなんだか臭う。テロリストのしわざか?いや爆弾の臭いではない。 江森判事も「くさいなぁ、なんの臭いだ?」と立ち上がり辺りを見回す。とたんに、「あー!」 やはり犯人はPだった。しかし、いつものテロ攻撃ではない。P自らがまた災難にあっていたのだ。 やけど?ストーブの側で寝ていたP、自分のしっぽが焦げているではないか!毛がちりちりに、おまけに段までついている。 ストーブの吹き出し口にもろに接触か? いつまで・・・毛が焦げても、本人いや本犬は熱さを感じていないらしい。人がどかすまでストーブの前を動かない。 そうであった、前の冬にも度々こんなことがあったのだ。これほど激しくしっぽを焼いたことはなかったが。そのためストーブの前には安全ネットを立てたのだった。それを忘れいてた。 そして焦げてみじめになったしっぽが、その姿を取り戻すまでにほとんどこの夏を費やしたのだ。と、いうことは、こんなにひどく焦げたしっぽが元の姿になるのは、春過ぎだろうか? ちりぢりになって燃え落ちている
しっぽのカス? ・・・つづく |
||