事件簿:file NO.0042009年8月14日(土) 雨は大敵今年は梅雨が長かった。雨が降るとテロリストPに爆弾を破棄させるのに苦労するのである。 とくに大雨の後はその半分が池と化している庭にPを出さなければならないので大変である。泥だらけになった足や腹を洗うべく、風呂場へ連行し、逃げ回るPにシャワーを浴びせる。抵抗するPを拭いた後はそのタオルを洗う。この一連の作業もJ.シルビア捜査官の仕事である。 Pはこの風呂場内で一瞬たりとも静止する事はない。ゆえに、捜査官の体力をかなり消耗するのだが、これも事件発生を防ぐための大切な任務のひとつである。 ハイテンションたっぷりと雨水の溜まった池を覗き込んでいたテロリストP。その後どうなったかはまたの機会に報告するとして。 Pはこの足荒いの後が、なぜかハイテンションタイムなのだ。風呂場で抑圧された気分を払拭したいのか、きれいになって気持ちがいいのか。とにかく、走り回る。振り返り様に机に頭をぶつけてもものともせず、走り回るのである。 部屋に誰もいなくも一人で走り回る。シルビア捜査官がそこにいればさらに盛り上がりおもちゃを放ってやると一段と激しくなる。(この様子もぜひ報告したのだが、動きが激しすぎてなかなかビデオに収まらない) テロリストPお気に入りのおもちゃ。 その後は・・・はーはー言いながら走り回る、その後には。 お分かりいただけるだろうか?。床にいくつもの丸いシミ、液体である。これはテロリストPのよだれなのだ。 立ち去るテロリストPの後には点々と。 さんざん走り回って、ちょっと疲れた様子のP。 ・・・つづく |
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